真珠を身につける機会は様々で、大人の女性なら持っておきたい宝石のひとつ。
そんなオールマイティに使える真珠でも、「ここだけは気をつけておきたい」ポイントが存在します。
結婚式、葬式(お通夜)、入学・卒業式につけていく際には、マナーを押さえて着こなすことが大切です。
万能アイテムだからこそ気をつけたいマナー
「冠婚葬祭どの場面にも使える」ことでも重宝される、女性の必需品・パールジュエリー。
確かにその通りなのですが、「真珠だから大丈夫だろう」とつけるだけでは、場にそぐわない場合もあります。
フォーマルシーンでは必ずマナーが伴なうため、場面によってはNGコーディネートを避ける必要があるのです。
と言っても、そんなに難しいことではありません。
基本をきちんと押さえて、正式な場で恥をかかないよう、シーン毎の注意事項を学んでいきましょう。
アコヤ真珠7.0~8.5mm程度のネックレス、イヤリング(又はピアス)のセットを1セット持っておけば、どんなシーンにも使いやすく便利なのでおすすめです。
結婚式
華やかに彩る
結婚式・披露宴に招かれたときは、祝意を表すために華やかに装います。
ただし、花嫁よりも派手になってはいけません。
結婚披露宴の際の真珠ネックレスは、NGのものはほとんどありません。
ロングのネックレスを重ねづけにする、バロック珠で遊びを持たせる… など、せっかくのお祝いの場なのですから、おしゃれを楽しみましょう。
よほど浮いてしまうような格好でない限り問題はありません。
よく勘違いされがちなのは黒蝶真珠ですが、黒蝶真珠は葬儀用ではありません。
また、ネックレスの重ねづけ、揺れるイヤリング(又はピアス)はNGだと言われることもありますが、それを正式なマナーと裏付ける文書などはありません。
ただ、そういった考えもあるということは覚えておいて、臨機応変に対応しましょう。
葬式(葬儀)・お通夜・祭事
祝いの席より厳粛に
お祝いの席より気をつけたいのが、お悔みの席での装いです。
新しく購入を検討しているのなら「冒険をするより慎重に」と心がけておきましょう。
本来、葬式(葬儀、お通夜)の際は、(結婚、婚約指輪を除いて)装飾を身に着けないのがマナーです。
ですが、真珠は"涙の象徴"と言われ、また、派手さもないために着用が認められるようになりました。
とはいえ、あくまで「着けなければならない」ではなく「着けてもよい」というものです。
葬式で真珠を着用する際は以下の点は必ず守りましょう。
・ネックレスは必ず一連のものを着用する。
・バロック珠は遊びが強すぎるので着用しない。
・ロングネックレスは着用しない。
さらに、お悔やみの席では細かいところにも気を使いましょう。
真珠の種類としては、基本的にはアコヤ真珠が無難です。
色は白、黒、グレーがふさわしいとされています。
淡水真珠を身につけたい場合は、ラウンド型のしっかりとしたものにしましょう。
珠が大きすぎる白蝶真珠など、派手だと感じられるものは避けるのが無難です。
入学・卒業式
主役は子供
入学式・卒業式・入園式・卒園式などでは、主役になるのはあくまで子どもです。
母親が派手に目立ち過ぎないよう、上品かつ控えめなファッションを心がけましょう。
ネックレスは必須ではありませんが、あればフォーマル感が演出できます。
入学式や卒業式が行われるのは明るい時間帯なので、あまりにキラキラと光るラインストーンや宝飾は控えるのがマナーです。
真珠は顔映りもよく光沢も控えめなため重宝するでしょう。
真珠ネックレスの場合、基本は一連での着用が好ましいのですが、2連や3連でもNGではありません… ですが、長くなりすぎるのは好ましくありません。長くとも胸までの長さとしてください。
真珠の種類ですが絶対にNGというものはありません。
バロック珠でも、歪みがわかりづらいものであれば大丈夫です。
ただし、大珠すぎる白蝶真珠は避けましょう。
高品質な真珠は、母から娘へ、娘から孫へと受け継ぐにふさわしい、“一生もの”の輝きを放ちます。
着用後のお手入れや、糸替えといったメンテナンスを定期的に行えば、いつまでも大切に受け継ぐことができるのです。
フォーマルシーンはもちろん、普段使いでもぜひ身につけてみてください。
上品で清楚な輝きを添える真珠を、大切に永く愛用していただけると幸いです。