こんにちは!東新町ハラダジュエリー部の松永です。
突然ですが日本人が一番むかしからよく使っている宝石ってなんだと思いますか?
ダイヤモンド?ルビー?いえいえ答えは・・・・
白やピンクや緑の色のコントラストが綺麗なそう!
「真珠」なんです。
真珠が今の真円の形で量産される様になったのは約110年前。
日本の養殖業者がそれまで不安定だった養殖技術から、核とピースを用いた養殖技術を確立し、
世界に広めたのは何を隠そう私達日本人のご先祖様なのです!
そして何より私達日本人は世界のどの民族よりも真珠を愛しています。
その証拠にお祝いの席でも、お悔やみの席でも身に付けられる宝石は真珠だけです。
では真珠の価値は何で決まるのでしょうか?
形?大きさ?色?
この正解は1つだけではありません。
基準にはいくつかあり、「大きさ」「形(真円に近い方が価値がある)」
「てり(真珠の輝きや色の濃さなど)」「傷の少なさ(通称えくぼ)」
など様々基準を複合的に判断して価値・価格が決まっていきます。
そして、その中でも「形が丸く、てり・つやが良く、傷の少ない」アコヤの
パールは花珠呼ばれ価値があがります。そして花珠の中の花珠、
全ての基準が花珠の中でもトップクラスの数%しか取れないものを
「天女」と呼び、参考クラスのものとなっています。
しかし近年アコヤ貝稚貝の大量死滅に伴い、パールの取れる量が激減しています。
真珠というものは春に核を入れたから冬に取れるというものではありません。
様々な工程を踏んで養殖開始から真珠の取り出しまで2年以上かかります。
そうです。今市場に出回っている真珠は2年以上前に作られたものなんです。
今後来年以降は取れる真珠の数が減ることは目に見えているので良いものは出回らなくなり
同じ価格でも品質が下がるか同品質を求めれば価格が上がってしまいます。
真珠を買うなら今年が品質も価格も狙い目です!ハラダオンラインショップでもたくさんの
真珠を取り扱っていますので是非一度のぞいてみてくださいね!
品質の違いを動画にて紹介しました!